タカシ:私の婚約者。社会人。
絹枝:中学生。タカシのアパートの大家の親戚の子。

私とタカシは長く付き合っていて、私が体を壊して退職したのをきっかけに、結婚することにした。
しかしちょうどタカシの身内に不幸があったので、挙式も入籍も喪が明けてからってことになっている。

タカシは大学時代から、ずっと同じアパートに住んでいた。

私も何度か出入していたが、よく小学生だった絹枝が「お兄さんゲームしよう」と遊びに来た。
それも夜の8時過ぎとかに。

絹枝は私がいると「今日はやめた」と帰ったけど、その時の私を見る目がすごくきつい。
自分も子供の頃に近所のお兄さんに憧れたことがあったので、絹枝がタカシを好きなんだろうなと察した。

しかし昔と違ってロリ犯罪も多いし、親も心配だろうし、変な噂が立たないようにした方がいいよと彼に忠告した。

彼も絹枝と部屋で二人きりになることをやめたと言っていた。
確かにそれ以来、私がタカシの部屋にいるときに絹枝が来た事はない。

話が戻るけど、婚約が決まり、同棲するためタカシのアパートを引き払うことにした。
大家さんに一緒に挨拶に行き、引越しの日程を告げ、当日はご迷惑をおかけしますと菓子折りを渡した。

その翌日、タカシにメールしたがなかなか返事が来ない。
残業かお風呂かなと思って放置している間、タカシは修羅場だった。

タカシの婚約を知った絹枝が母親に「タカシさんに処女を奪われた」と言い出したらしい・・・。
吉母は大家さんと一緒にタカシの部屋に怒鳴り込み、慰謝料を払うか告訴か選べと要求。

大家さんは長い付き合いなので、タカシがそんなことする人間ではないと吉母に説明してくれたけど、
実際に絹枝は夜にタカシの部屋に入り浸ってたこともあるので、状況的にタカシが不利。

タカシは自分は潔白なので、警察沙汰でもかまわないと言い切った。
ただし自分は婚約しており、このことで婚約破棄などになったら、相応の責任を取ってもらうと宣言。
吉母は怯み、大家さんにたしなめられて「絹枝にもう一度確認する」と言って帰った。

ここまでを修羅場の翌日に聞いた。

次の修羅場はその数日後、タカシが泊まりに来た弟と部屋でまったりしていると、夜なのに絹枝襲来。
「タカシさんに責任とってもらう、その証拠にあたしは処女じゃない」

・・・そんなの、誰が相手かわからないだろうが。

タカシと弟君もそう言い、大家さんに連絡して絹枝が来ていると連絡。
すると絹枝、トイレに立てこもる。

タカシはすぐ私に電話し、今から来てくれと頼み、弟君は絹枝との会話を携帯に録音。

そうこうしているうちに、大家さんが到着。
大家さんが絹枝の名前を呼ぶと、トイレから絹枝が登場。全裸で。
「タカシさんと弟にレイプされた!」と泣き叫ぶ。

でも弟君の録音で、それはないことがバレバレ。
しかも服は全部トイレの中、襲われた際に飛んだと主張する服のボタンもトイレの中。不自然すぎる。

大家さんは絹枝に「そんなことしても、タカシさんはあんたを嫌いになるだけだよ!」と叱った。
絹枝はめそめそ泣いて、タカシとはじめてのエッチについて語りはじめる。

でも、それがエロ小説とかエロ漫画のような、ねぇよっていう内容だったらしい。

録音聞かせてもらったけど、必死にタカシとの情事について語ってる、それがもう明らかに嘘。聞いている方が痛々しい。

最中に彼が言ったと主張する台詞も、それなんてエロゲ?だし、弟君が途中で何回か噴いてたのが聞こえた。

この後、絹枝の両親が来たが、全裸で泣いている絹枝を見て両親がタカシを殴りかけたらしい。
親としては当然だけど、タカシにとってはただのいい迷惑。
録音はここで終わってたので、また伝聞。

絹枝も両親も話にならないので、絹枝が唯一懐いている大家さんの娘さん(既婚者遠方住まい)を呼び出した。
夜なのに車で駆けつけた大家娘さん、徹夜で絹枝から話を聞いたらしい。
親より親戚のお姉さんを信頼してるってところで、もういろいろアウトだと思った。

そしてわかったことは、絹枝のキチっぷり。

絹枝、母親に「お前が嘘ついたせいでお母さんは恥をかいた」と言われてムキになったのか、嘘じゃない証拠に
処女を失おうとして、吉母の部屋にあった大人のおもちゃを突っ込んだらしい・・・。
なんでそれがタカシに襲われた証拠になるのか、さっぱりわからない。

娘さんによると、タカシとのことは嘘だと自覚している時間と、本当にあったことだと自分で信じてしまってる時間が
交互に来ているような状態で、現実と妄想がいりまじってるみたいだと。
絹枝はカウンセリングに行かせたいが、絹枝の両親と大家さんも古い人間のため渋っているらしい。

子供のことだし、慰謝料は請求しなかった。
代わりに、絹枝のためにちゃんとカウンセリングを受けさせることを要求した。

タカシの引っ越しの際、絹枝が母親の監視を逃れて会いに来たらしい。
私は絹枝が来たら危ないからと、手伝いには呼ばれなかったんだけど、正解。

大家さんが来たので逃げていったらしいが、絹枝は白いひらひらしたワンピースを着て手に花束を持っており、事情を知らない手伝いに来た友人は「お別れに来た?」と思ったそうだが、事情を知るタカシと弟君はウェディングドレスとブーケのつもりなんじゃないかと血の気が引いたそうだ・・・。

いちおう詫びに来たけど、「女の子を男の一人暮らしの部屋に入れる方も悪い」みたいなことを言われてた。

タカシも失礼なんだけど、「絹枝が可愛かったら、ロリ容疑が怖いから部屋でゲームなんかしなかった」だって。

そういう問題じゃないとは説明し、〆ておいた。

以上、中学生だからって、子供と思って付き合えないという修羅場でした。