私が30代後半の5年間を暮らした賃貸マンションの後ろの棟に、大学時代の恋人を見つけました。大学の2年後輩で、スタイルのいい優しい癒し系の女で初音といいます。

私の5歳年下の妻は由希といい、初音よりは小柄で、美形ではありますが垢抜けない感じです。妻のほうが若いですが、客観的には初音の方がイイ女に映ると思います。

大学3年のときにサークルの1年生の初音が同じアパートだったこともあって、急接近しました。若い女が若い男のアパートに上がりこんだりして仲良く過ごすうち、日替わりで夕食を作って一緒に食べるようになりました。

どちらから告白したと言うわけでもないのに、すっかり恋人気分で、6月に結ばれました。初音は生娘でした。

少しずつセックスに慣れてくると大胆になり、アソコを広げてみせたり、週末に1日中素っ裸でじゃれあってみたりするようになりました。もちろん初音はセックスが気持ちいいと知ると、誘えば断ることをしなくなり、毎日わたしの性欲を受け止めてくれていました。

「アアーン、アアン、アンアアーーン」結構大きい声で啼くので、後輩に新聞受けから聞かれたり覗かれたりしたこともありました。

「先輩、初音ちゃんって大人しそうな顔して、騒がしいんですね。」

「お前、覗いたな!」

「覗かなくても聞こえますよ。」

若い頃の初音を思い出していました。やっぱり忘れられないのは、私が卒業する時の別れです。いつも騒がしい啼き声の初音が、すすり泣いた最後のセックスを思い出すと胸が締め付けられます。

「さようなら。元気で頑張れよ。」

「2年間、幸せでした。先輩、楽しい時間をありがとうございました。」初音がペコリとお辞儀をして、顔を上げた時には新幹線のドアがしまっていました。最後のキスをし損なったのを思い出しました。手を振る初音があっという間に見えなくなり、私は涙が治まるまで座席に座らず、壁にもたれてドアの外を眺めていました。

そんな初音を12年ぶりに見つけて、私は一人懐かしさを味わっていました。当時私が35歳でしたから、初音は33歳でした。こっそり300ミリの望遠レンズで部屋を覗いたこともありました。

真面目そうなご主人と幼稚園の男の子と幸せそうに暮らしていました。学生時代に愛した初音があのご主人に抱かれていることを想像したら、何故か嫉妬してしまいました。

私は初音に声を掛けることはせず、1年、2年と時は流れ、いつしか初音の子供も小学生になったある日、私は、家族が次々と感染していったインフルエンザに最後に罹患し、出勤を停止されていました。

熱も下がり治りかけた頃、望遠レンズで初音の様子を窺っていたら、レースのカーテンがソファーに引っかかって部屋の中が見えていました。

そこでは、初音が見知らぬ若い男とまぐわっているのが見えました。大きく足を広げてアソコを弄られ、快感に身を捩っていました。

やがて男の性器を受け入れ、様々な体位で男の性欲に対応していました。初音は男の精液を浴びて放心状態でしたが、男はそそくさと立ち去って行きました。初音は自分で精液の処理をして、部屋を出て行きました。

優しくて真面目な癒し系の初音が、自宅に男を招き入れて浮気するとはショックでした。それ以来、初音に対する興味が薄れていきました。