私はベッドに寝ている母の元にお湯を這った洗面器とタオルを持って行きました。

「幸子、具合はどうだい?」

「ええ、もうだいぶいいわ」

母は起き上がると可愛らしく微笑みましたが、ここの所何日間か寝込んでいた為に少しやつれて見えます。

「体を拭いてやろう」

初秋の日差しはまだ強く汗ばむほどでした。

「ええー?もういいわよ。お風呂に入るから」

もう74歳になろうとしている母はいつまでも娘のような恥じらいを見せるのでした。

実際に気心ばかりでなく若作りの母は年を取る毎にぽっちゃりとして来て、皺もほとんど無く、60歳台の頃とちっとも変わっていませんでした。

ただそんな母も歳相応に、色々と体を壊したりして入院などもしたこともあり、ここ数年はやつれて体も一回り小さくなったようで、一時の元気もありませんでした。

今年の夏も体調を崩して二週間ほど寝ており、ようやく熱も下がり顔色も少し良くなってきたのでした。

「ばかだなーまだお風呂なんかに入れるわけないだろ、体を拭いてやるからパジャマを着替えなさい」

私はタオルを絞るとパジャマを脱いで上半身裸になった母の体を拭くのでした。

豊満だった母の乳房はさすがに少し垂れ気味ですがまだ十分な色気が漂います。

下腹にも十分に肉が付きましたがウエストの括れはそのままでした。

新しいパジャマの上を着させてから、下も脱がせました。

「自分でするからいいわよ・・・」と母が恥ずかしそうに言いますが「俺に任せとけ」と無理やりパンティーも剥ぎ取り、タオルで拭きます。

はじめは恥ずかしがって、弱く抵抗しておりましたが、おなかを拭き、足を拭きしているうちに母は目を閉じてされるがままになっています。

体をうつ伏せにさせてお尻を拭くときに、母は自分からお尻を少し持ち上げ股を開いて股間を晒しました。

尻タブを広げてアヌスを拭いてやると「あん・・」と可愛らしい声を上げます。

仰向けにして股を開かせて女唇を丹念に拭き上げると母は微かに身をよじり久しぶりに瞳が潤んできて切なげに私を見つめます。

さすがに病み上がりでセックスをするわけには行かないと思い母にキスをして体を拭くのを終わらせました。

「ねえ、あなた・・・ねえ・・抜いて貰えないかしら?・・・」と母が言いにくそうに私に言いました。

「え?何を?」

わけが判らなくて聞き返すと

「だから・・綺麗にして欲しいのよ・・・」

「だから、何をさ?」

「ううん・・もう、オマンチョの毛よ・・」

母はあの縋るような可愛らしい瞳で恥ずかしげに言いました。

「伸びてきて気持ちが悪いのよ・・いいでしょう・・」

母が言う割には、母の陰毛は長年に渡って脱毛しているせいか歳のせいかは分かりませんがほとんど有りません。

私が毛抜きで三十分も抜くと綺麗な童女の様な丘が出来上がりました。

しかし、その下のぱっくりと割れた女唇から顔を覗かせるラビアには長年に渡り使い込んで来た為に相応の色素が沈殿しいやらしくうごめいているのでした。

「これでいつ死んでもお父さんに喜んでもらえるわ・・・」

母にはこの時、予感があったのでしょうか?

とても清々しそうに微笑みました。

私にはそんな母が可笑しくてカマってやりたくなるのでした。

しかしこの後、一ヶ月も経たずして母が旅立とうとはその時の私には思いもよらない事なのでした。

「親父だけじゃあないだろ?こんなツルマンを見たら佐藤だって喜ぶんじゃあないのか?」

私が茶化すと母は可笑しそうに笑い出し、

「ばかねーいくらあたしが淫乱でも、死んだら今度こそお父さんだけの物になるわよ。それに・・うふ・・佐藤さんは絶対地獄に落ちてるわよ・・・お父さんの居る天国に居るわけないじゃないふふふ・・『因果応報』よ・・あの人勝手な事ばかりして女を一杯泣かせてきたから罰が当たったでしょ?・・・だから最後は鳥取なんかで一人で死んじゃったじゃあない・・・」

母が言う通り、佐藤は私と母が近親相姦になる三年ほど前に亡くなっておりました。

私が佐藤のその後の事を知らないのは当たり前としても、母でさえもあまり良く知らないらしいのは、やはり母の言う『因果応報』の為なのか、佐藤の晩年は惨めなものだったらしいのです。

人伝えに聞いたところでは、佐藤の会社は佐藤の放漫経営が祟って不況の波に飲まれ、あっと言う間に倒産したそうです。

そのうえ、佐藤と言う男は稼ぎをほとんど女や遊びに使ってしまっていて財産と呼べるものを一切持っていなかったらしいのです。

私が後で聞いて驚いたのは、私の実家の近所にある佐藤の広く瀟洒な住まいが、実は佐藤の持ち物では無くて貸家だったそうなのです。

しかし、会社を倒産させても佐藤の放蕩はやむことは無く、あきれた妻には離婚され、その母を引き取った一人息子(佐藤と性格が合わなかったらしくて佐藤の後を継ぐことを拒んで地道なサラリーマン生活を送っていました)には離縁されて、息子の家を放り出されたそうです。

佐藤の沢山いた『妾』も皆、佐藤に泣かされていた為に誰も面倒を見ようなどとは思わなっかったのでしょう。

最後は鳥取の方で、一人で寂しく死んだそうです。

佐藤の女の中で結果的に唯一泣かされなかった母でさえ、佐藤の悲惨な晩年のことは当たり前だと思っているのですから、佐藤の『業(ごう)』の深さに少し哀れみさえ覚えます。

しかし佐藤は没落した後で何故母の前に現れなかったのでしょうか?

気の良い母のことですから佐藤が頼って来れば面倒を見てあげたでしょうに・・・。

久しぶりに無毛になった母の綺麗な股間を見た私は思わず女唇に口を付けて舌を這わせてしまいました。

「ああ、ああっあ、あ、うふん、ああん」

母の口から可愛らしい喘ぎが聞こえます。

「ねえ、ねえ、もう、ねえ、もう欲しいの・・・いいでしょ・・」

私も一瞬躊躇しましたがズボンとパンツを一緒に脱ぐとベッドに上がりました。

母が身を起こして空かさずに私の男根を口にくわえます。

久しぶりの母の口淫に私の男根ははちきれそうです。

母は私の男根をしゃぶりながらパジャマを脱ぎます。

私もそんな母を見つめながら服を脱ぐのでした。

堪らなくなった私は母を寝かせると、いつもの『ローション』を取ろうとベッドを降りかけました。

近頃の母は歳のせいか、病気がちのせいか分かりませんが、女唇を触らなくても、あれほど溢れる位に際限なく湧き出ていた淫汁の量が少なくなってきておりました。

その為、この頃では私たち二人のセックスに於いて『ローション』が手放せなくなっていたのでした。

「ねえ、お願い・・今日は『ローション』を使わないで・・・生でして欲しいの・・・いいでしょ・・」

「え?大丈夫かい?」

私はベッドに戻ると母を見つめました。

「ええ、その代わり・・おしゃぶりさせて・・一杯唾を付けるから・・・そして・・うふっ・・あなたも、あたしを舐めてね・・・」

私は母の横に頭を下にして添い寝すると、母の片足を上げさせて股間に顔を入れ、女唇に口を付け、舌を這わせました。

母も目の前の私の男根を『ジュルジュル』音を出して吸っています。

そうして二人で久しぶりの『シックスナイン』を楽しむのでした。

「ああっ・・ねえー・・お願い・・もうほしい・・・」

母が私の男根を上下に激しく摩りながら堪らなそうに言います。

同じ気持ちの私も起き上がり母の足を開かせてその中に割り込み、母の唾液で滑り光るはちきれそうな男根を私の唾液で中まで濡れ濡れの女唇に当てがい、ゆっくりと挿入しました。

「あんっああーーん、あん、あん、あっあっあっ・・」

母が遠くを見る目付きで喘ぎます。

久しぶりのセックスは母の体を気遣い、ゆっくりと始まるのでした。

「ねえ、あなた・・抱いて・・強くだいてー」

母が切なげに身をよじります。

母はいつも私とのセックスで体を強く抱くことを求めるのでした。

抱かれながらセックスすると快感ばかりでなく、安心感も広がるのだそうです。

「幸子は佐藤にもそう言って抱きしめてもらいながらセックスをしたんだな?」

私がうつろな母の顔を見つめながら問うと、

「抱いてもらったわーとっても強く抱かれたわーー背骨が折れるくらいに抱かれると気持ちいいのよ。『あーこの人の物になっちゃうーー』ってね・・・」

「こうするのか?こうすればいいのか?」と私が力任せに母を抱きしめると「ちがう!・・違うの、ぜんぜん違うのよ・・」と母が首を振ります。

「俺のじゃあ駄目なのか?佐藤のほうがやっぱりいいのか?」

母はやはり佐藤のセックスの方がよかったのでしょうか?

私は少し寂しくなりました。

「ちがうのよ!・・佐藤さんは他人なのよ・・・あなたとは違うのよ・・」

またしても母特有の分からない理論が始まりそうです。

「佐藤さんに抱かれると、ううん、どんな男に抱かれたとしても『男に抱きしめられてる』って感じなの『もう逃げられない』って・・自分が女だって事を実感するのよ。」

「強く抱き締められれば、抱き締められるほど・・あたしの『女』が反発して悶えるのよ。ちょうど風船を抱き締めている感じなのかな?・・・体が密着すればするほど、『男』を感じて『女』を感じて・・・なんて言うのかな?・・裸の肌と肌がピッタリとくっ付けばくっ付く程その間に越える事の出来ない壁が出来て来るのよ。まるで水と油のように『男』を意識すると『女』のあたしが『壁』を張るのよ・・・そうよ、まるで『バリア』のようにあたしの『女』がどんどん固まって、反発するんだわ・・・『男に捕まってしまった・・・逃げたいけど逃げられない』って悶えるの・・・それはそれでいい気持ちなんだけど・・違うのよねーあなたとお父さんは・・・」

「お父さんやあなたに抱きしめられると・・・あたしの『女』が溶けるのよ・・溶けて液体になってあなたの中に入り込み、一つになれるのよ。あたしいつもお父さんに抱かれるとこのままお父さんの胸の中にスルリと潜り込みたいって思ってたわ・・『一緒になりたい・・・一つの体になりたい』っていつも思ってた・・・『同じ気持ち・・・同じ気持ちよさを一緒に感じていたい』ってね・・・」

「セックスだってそうよ。佐藤さんのオチンボが入ると『嵌められてる・・・太いオチンボがオマンチョの粘膜を押し広げてねじり込まれてる』って感じるの・・『ズボッ』って抜かれるとそのオチンボの形に穴が開いているのが判るのよ。あたしのオマンチョの粘膜がオチンボの形を覚えているのね。それってオマンチョの粘膜とオチンボの間に壁が在るって事なの・・・」

「あなたやお父さんとのセックスでは違うの。お父さんのオチンボとあたしのオマンチョはとろけて一つになるのよ・・もう体中が・・・細胞の一つ一つまでもが、全部とろけて、一つになっていい気持ちに成れるのよ」

「だから、力じゃあ無いのよ・・・。あなたとお父さんの抱擁は・・・あたしの心を抱いてくれているのよ・・・」

「ねえ、あなた・・指を使って・・・今日は久しぶりに行けそうなの」

母の顔が久しぶりに高揚しておりました。

セックスであれほど際限なく行き続けていた母も、この所歳のせいか病気のせいか分かりませんが、セックスをしても三回に一度くらいしか行く事がありませんでした。

「もう行かなくても気持ちよかったから十分よ。それにもう歳だから、激しく行っちゃったら死んじゃうわ・・・」と行かなくても満足そうに微笑むのでした。

そんな母が久しぶりに『行けそうだ』と言うので私も嬉しくなったのでした。

やはりセックスの最後は二人で一緒に行きたいものです。

私は繋がった男根と女唇の上の母の恥骨の辺りに指を添えて母のクリトリスを激しく摩りながら挿入のスピードを上げて母をアクメの頂上に導くのでした。

「あっあっ・・いい、いいっ、あ、あ、あい、いくっあっいく、行く、いく、いくううーーん・・ああーーんーー」

母が行く寸前に母の膣内は『ギュ』と締まり、私の男根を絞り込むのです。

私も堪らずに母の女唇の奥深く精子を『ドクドク』と際限なく放出するのでした。

母の膣内はそれからも尚、収縮を繰り返して私の男根を痙攣するように締め付け精子を最後の一滴まで貪欲に搾り出すのでした。

「あっあーー、きもちいいわーー」

母が満足そうに息を吐きました。

私も久しぶりに母の中に射精したので気だるい幸せ感を味わっています。

余り母の上に乗っかっていては母の体に障ると思い、早々に男根を抜こうとしたら母が離れようとした私の体にしがみ付き「まだ抜かないで・・・もう少し中にいて。おねがい・・・」と目を瞑ります。

そんな母がいとおしくて母を抱き締めるとキスをするのでした。

母も呻き声を漏らしながら私の舌を吸っておりました。

暫らくそんな事をしているうちに私の男根が萎えてきて、母の女唇からヌルリと抜けるのでした。

「あん・・」

母が吐息とも叫びとも言える声を出しましたが、それでも尚、私の体をしっかりと抱き締めて離さないのでした。

「ああん、これで、思い残すことはないわ・・・」

母が遠くを見つめるように囁きます。

母にはなんとなく解かっていたのだと後になって思うのですが、その時の私には「今日の母は変なことばっかり言うな・・・病み上がりのせいかな?」くらいにしか思えないのでした。

そんな気持ちもあったのでしょう、私は母を抱きながら日頃から聞きたかった事を口にしました。

「幸子にとって、俺は一体なんだったんだろう?」

「え?・・何を言うのよ・・・うふふふ、あなたはあなたよあたしの一番大事な人・・・息子だし、夫だし、お父さんだし・・・」

母は『何を今更』と言うように微笑みました。

「だからさー、結局俺は親父の代わりなのか?って思うんだ」

私の中にはそれならそれでも良いという気持ちもありました。

母を妻として愛せた事も、母から夫として愛してもらえた事もそれより何より私がこの世に生きていること自体が結局は父がいたおかげなのですから。

「何言ってるのよーあなたはあたしの全てよ・・・そうよ、すべてなのよ・・・お父さんはお父さんよ。・・・そうね・・・『代わり』と言うんだったら・・『続き』かもね・・・そうよ、あたしがお父さんにして上げられなかった事、して欲しかったことをあなたが叶えてくれたんだわ・・・。だから『代わり』と言うよりは『続き』なんだわ・・・」

母は可笑しそうに笑います。

「うーん、『続き』かあー・・・うーん・・・じゃあさあ、幸子はやっぱり親父のことが一番好きだったのかい?」

母の心の中は複雑すぎていつもながら今一つ理解が出来ません。

私は一体母の心の中でどう言う役割だったのでしょうか?

「ふふふ・・お父さんをこの世の中の男の中で一番愛していたわ。でも、あなたは違うのよ・・・お父さんとは違うの・・・あなたはあたしの全てよ・・・わかる?・・・」

母はなんだか久しぶりに楽しそうでした。

「お父さんと佐藤さんは・・ううーうん、佐藤さんだけじゃあ無くてこの世の中の男、全てと比べられるのよ・・・そして比べた結果、あたしはお父さんが一番好きだったのよ・・・何故だか解る?・・・それはね、お父さんが他人だったからよ。あたしの愛する夫のお父さんは結局はあたしとは血の繋がっていない・・・佐藤さん達と同じ他人なのよ。だから比べられるの・・・比べた結果、あたしはお父さんを一番愛していたの・・・」

母は遠くを見るように私を抱きました。

「あなたは違うの・・・わかるでしょ?・・・前にあたし、あなたに『あなたの半分はお父さんで出来ている』って言ったことがあったでしょ?・・・その『お父さんの部分があたしの『女』を目覚めさせてくれたんだ』って言ったでしょ・・・ふふふ・・じゃあ、あなたの残りの半分は誰で出来ていると思うの?・・・ふふっ『あ・た・し』・・・ふふふふ・・あなたの半分はあたしで出来ているのよ・・・あなたは、あたしとお父さんの愛で出来ているのよ・・・わかるでしょ?・・・お父さんや他の男達とは比べられないのよ・・・あなたは・・・あなたはあたしの全てよ・・ふふふふ・・・」

「あたし・・・あなたを生んで本当によかったわ・・あなたの母親で幸せだったわ・・・」

母は久しぶりに私に母親の顔を見せるのでした。

私も母を母親として愛し、妻として愛し、女として愛せた幸せを感じておりました。

その後、一ヶ月も経たずに、自分勝手で気まぐれな母は、肺炎をこじらせて、それこそ勝手に、あっと思う間も無く旅立ってしまいました。

今頃は天国で父の胸に抱かれて幸せな日々を送っているのでしょうか?

いえ、私には分かるのです。

淫乱で浅はかで自分勝手な愛らしい母のことです。

案外父の目を盗みしばしば、地獄の佐藤の元に抱かれに通っているのかも知れませんね。

そしてばれると肩をすくめ、上目使いで小首を傾げて言うのです・・・。

「だってぇーきもちよかったんですものーー・・ゆるしてね・・」と。

終わり