私のセックスレス生活は続いていました。

姫初めなんて5月過ぎたくらいにようやく・・・て、感じです。

さすがにイライラ、ムラムラしていた私に、ある日転機が訪れたのです。

9月になってから、配達先の部長さんに突然、「携帯電話の番号を教えて欲しい」と言われました。

その人は年は50歳、笑った感じが石原晋太郎に似ている人でした。

その場は笑って誤魔化したんですが、まるで中学生なんかに戻ったみたいにドキドキして、なんか恋してしまいました。

ある日、配達先で立ち話をしていたら、急に後ろから抱きしめられて・・・。

その時、理性が飛んでしまってたんでしょう・・・。

すっかり舞い上がって、気がついたら携帯の番号の書いてある名刺を渡していました。

その日のうちにすぐ電話がかかってきましたが、2人で会うことは避けました。

でもとうとう根負けしてしまって、仕事部屋に行くことになりました。

その瞬間引き寄せられて、いきなりキスされました。

さっきの言葉にすっかり酔わされていた私は、抵抗することもなくあっさりと押し倒されてしまいました。

(ここでするのは、マズイ・・・。)

私の頭の中は、ばれたらどうしようという不安でいっぱいでした。

そんな私の気持ちを知っているかのように、服を脱がせながら聞いてくるんです。

「ここでやめる?それとも鍵を閉めて来ようか?」

誰かが入ってくるかもしれない・・・という不安の方が強かったので、とりあえず鍵をしてもらいました。

密室になると今度は本気で私の身体を愛撫し始めました。

舌を吸い取られるんじゃないかと思うくらいの激しいキスを受け、口に中に注ぎ込まれる唾液を一生懸命飲み込みます。

乳首を甘噛みされる頃には私の身体は、早くエッチがしたくてたまらなくなっていました。

それでも手が下着にの中に入ろうとしたときには、抵抗しました。

イヤだからではなく、感じすぎてる自分を見られるのが恥ずかしかったんです。

そんな私の両手を押さえて、彼の手は中へと入ってしまいました。

「スゴイ高性能じゃない・・・」と言いながら、クリトリスを摘み、指をアナルにまで這わせてきました。

その頃になると私は愛液をお尻まで垂らしながら、成すがまま・・・自分から進んでフェラチオをしたりしていました。

ここまでしたら後は入れるだけ、という状態だったんですが・・・。

結局、ソレはできませんでした。

彼のモノが勃たなかったんです。

それでも私は満足しました。

イカせてはもらえなかったけど、精神的にはとっても満足したSEXでした。

旦那さんに構ってもらえなくて、忘れかけてた女の部分を取り戻せたように思えました。