大きな声を出して踏み込むかどうしようか迷いましたが
そっとキッチンを覗いて見る事にしました。
私の住んでいるマンションは玄関からキッチンが近い所にあり
歩静かに歩くと直ぐに覗き込む事ができます。
恐る恐る覗いてみるとそこには上半身カッターシャツ姿で下半身はなにも着
けず、素っ裸にした私の妻を四つんばいにしてバックから腰を打ち付けてい
る総経理の背中が見えました。
想像はできたものの見たくない物を見てしまったショックに私はその場から
逃げてしまいました。
「落ち着け、落ち着け」と自分に言い聞かせ、マンションの階段の踊り場で
たぶん10分ほど座っていたと思います。
これからどうするか、一生懸命に考えました。
「いつからの関係だ」「出張はどうする」「乱入して二人を責める
か」
パスポートはリビングのテレビの下に置いてある事は分かっています。
ですが、キッチンを横切らないとリビングには行けません。
私はもう一度様子を見に行くことにしました。
先ほどのようにそーっと家に入るとキッチンから声は聞こえてきません。
その代わりリビングとは反対側の寝室からこもった声が聞こえてきます。
どうやら場所を変えたようです。
私は靴も脱がずリビングに行きパスポートを取りました。
そして声の聞こえてくる寝室に音を立てないように近づきました。
寝室のドアは半分以上閉まっていましたがその隙間から
ベッドで仰向けに寝ている全裸の総経理とその上にまたがり腰を振ってい
る、やはり全裸の妻がいました。
妻は過ぎでいまでこそあちこちが弛んできましたが、それでも巨乳で総
経理の上でその大きな胸を大きく上下に揺らしていました。
総経理は目をつぶり妻の大きな胸を下からもみしだいています。
「あぁ。気持ちいいよ。あんたも気持ち言いか」
「あぁ・・あぁ・・ん。。あぁ・・」
と妻は応えずただ下から突き上げられています。
時々見える総経理のイチモツは黒く太く私の倍はあろうかというものでし
た。
その太いものが妻に中にでたり入ったりしている姿を斜め後ろからジーッと
みていました。
しばらく見ていた私は胸が苦しくなりまた家を出ました。
そして空港へと向かったのです。
出張中の私は仕事どころではなく、打ち合わせにも身が入るはずもなく
夜もホテルに戻ってからずっと二人の事を考えていました。
私が出張に行っている事をいい事に子供が学校や幼稚園に行っているあいだ
はずーっと総経理としているのだろうか・・
この3日間はそんな事ばかりを考え気が変になりそうでした。
そして出張最後の日、私は家内に事の次第を確かめる決心で上海に戻りまし
た。
本来は一度会社に出社しなければならない所をあえて家に直行しました。
家に戻ると家内はテレビを見ていました。
なかなか決心が付かなかったのですが、このままではダメだと思い思い切っ
て妻に4日前に見た事を話しました。
すると妻は号泣しはじめたのです。
そして「なんで止めてくれなかったの」
と泣きながら怒り始めたのです。
ここからは妻の話を3日間掛けてゆっくり聞きだした事をまとめます。
多少私の想像も入っています。
へ続く