地方紙の新聞に小さいですが載った事件です。
これは私が中学生の時ですが、部活で少し時間が遅くなり帰ろうとした時に教
室に忘れ物をしたのを思い出し職員室で鍵を借りて教室に行ったんです。
忘れ物はすぐに見つかりましたが、普段あれほどクラスメイトがいる教室に自
分ひとりで居ることや、静かなこの空間が新鮮で少しゆっくりしていました。
窓側の席で帰るみんなを見ながらぼーっとしていたら急に後ろへ引っ張られ押
さえつけられました。
「え」と思ってるうちに口に布を押し込まれ後にハンカチだと気付く
声を出せない状態になり、手足もガッチリ押さえつけられました。
顔にはどこから持ってきたのか、マスクを被っており誰だかわかりませんでし
た。
私の服を脱がそうとするので抵抗すると、頬をビンタされ「抵抗すると今度は
殴るぞ」と言いわれた瞬間恐怖で動けなくなりました。
詳しくは覚えていませんが、犯人のなすがまま犯され、最後は中出しされまし
た。行為の後は犯人が去っていったのも覚えていないほど放心状態でした。
どれぐらいの時間がたったのか分からないですが、教室のドアが開く音で我に
返りドアの方を見ると担任の先生が立っていました。
「私の苗字大丈夫か」と言って犯人に脱がされた服を掛けて「大丈夫
か」「立てるか」など介抱してくれました。
学校や警察に報告しようとしてくれましたが、私の希望でとにかく今は学校に
は内緒にして欲しいという意見を尊重しその日は帰宅しました。
しかし事件まだ終わらず、最大の悲劇は翌日起こっていました。
ショックのあまり学校を休んでいると、家に電話がかかってきました。
母が血相を変えて何か無かったか聞いてきました。
仕方なく昨日の出来事を伝えると母から恐怖の一言が告げられました。
母「今、学校の先生から電話があって、その・・・・あやの・・・あや
の・・・」
私「え何お母さん」
母「何て言ったらいいか・・・昨日のねその事件の後の写真が学校中に貼られ
てたんだって・・・」
私「ええ・・・どういう事」私はパニックになりました。
母は「あやが犯された後の状態の写真が学校の各所に貼られてたのよぉぉ」
と気が狂った様に泣きながら叫びました。
そうこうしているうちに家に警察が来て思い出したくもないことを話すことに
なりなりました。
話の途中で校内に貼られた写真らしきものを私に見えないよう持っているのに
気が付き怖かったですが見せて欲しいとお願いしました。
写真は全部で枚あり、そこで私が見たのは、
・全裸で教室に横たわっている写真。
・局部のアップで中から犯人の精子が出てる写真。
・犯人のモノを口に咥えさせられてる写真。
・精液がかけられた顔のアップ写真。
それを見た私は「キャーーーーーーーー」と信じられない声で叫びまし
た。
それから私は部屋に引き篭ってどれぐらい経ったのかわからない頃(後に1週間
仕方っていないことが分かった)に母から犯人が捕まったと報告されました。
犯人は私を介抱してくれた担任の先生でした。
普段からずっと願望があったらしく、たまたま、他の教師が殆ど帰っていた
事、自分が当直だった事、放課後に私が一人で教室に行っているという条件が
重なり、我慢出来なかったとの事。
犯行に使ったマスクは去年の文化祭で使ったものが倉庫の片隅にあったのでそ
れを使ったとの事でした。
私は退学し、しばらくはどの学校にも行けませんでした。
地元にも居れる訳も無く引越し、3年ほど引越し先で落ち着いた頃に頑張って
勉強を始め高校に入学、大学にも行き、卒業する頃には立ち直り、先月まで働
いていた会社で知り合った先輩に先週プロポーズされ年末に結婚します。
この書き込みを機にあの辛かった記憶とも決別し幸せに暮らしたいです。