私は歳のです。年前、当時高校年生だった私は人の見知らぬ男にレイプされました。
それから年経った今、やっと少し立ち直り自分の身に起こった事を振り返られるようになりました。
事件当時、学校や身辺に知られないように(家族は当然知っています)、無理をして通学も続けていたので、
それが災いしてに苦しみました。今だまだ全快していません。世の中には、レイプを扱った映画、
本、などがたくさん存在し、それによって性的な興奮を得る人もいると思います。もちろん
世の中の男性がすべてレイプ犯になるなんて思いませんし、その風潮に憤るなんて事もしませんが、私のように
被害に遭った人間の 心情も少しだけ、理解して欲しいと思い書き込みます。犯人達に対する憎しみは、当然ありますが
時間が経ち、心が立ち直るにつれ、自分に対する「反省」の気持ちも湧いてきました。世の中の女性も
「被害に遭わないような」行動も取らなければいけないとも思います。
その日、私は駅からの帰り道、遅くなった事もあっていつも使わないショートカットで帰宅しました。まだ時間も
時くらいだったので慢心もありました。暗い道だったので後ろから来る車は、ヘッドライトで確認できました。
だから後ろには注意はしていたのですが、暗がりにさしかかった時、いきなり傍らのワゴン車のドアが開いたのに
気が付くのが遅れました。人くらいの男に車内に引きづり込まれました。車はすごい勢いで走りだすのがわかりました。
一瞬何が起こったか理解できないくらいの出来事でした。ガムテープを伸ばす「ビリビリ」という音で、自分の身に
起こってる事を理解しました。テープで後ろ手を縛られてからは、もう地獄でした。ショーツを下ろされ、両足を二人の男に
それぞれ掴まれて大きく広げられました。それから分以上でしょうか、もう一人の男が私の性器を弄びました。
私はセックスの経験が無かったので、指を入れられるだけで激痛でした。上半身は、また別の男がのしかかって、胸を触ったり
首を舐めたりしていました。私はただ・・泣き続けるだけで、懇願することさえできませんでした。激しい指の動きで、下半身が
痺れてきて感覚が無くなったころ、最初の男に犯されました。それから数時間、代わる代わる何回も犯された後、まるでゴミ袋を
捨て去るように車外へ放り出されました。私は命があっただけ幸いだと思いました。
帰宅を待ちかねていた両親と兄は帰った私の様子を見て、悟ったようですぐ病院に連れて行ってくれたのです。
一週間の入院の後退院しましたが、レイプの間うつ伏せにされて嘔吐したため、軽い誤嚥性肺炎になった以外、性病の心配も無く
普通の生活に戻りました。でもそれから何年も、暗い悪夢に悩まされ夜中に飛び起きてしまう事もありました。
これを読んでくださる方は、興味本位で読んでいただいても構いません。私もこんな風に冷静に書くことができるのだと
実感することによって少しづつですが救われるといういい点もあります。でも一つだけ思って欲しいのは、レイプに遭った女性は
一回被害に遭ったら、一生その陰に悩まされるという事です。こういう性犯罪が無くなって欲しいと思うのと同時に
女の子がもっと用心深くならなければいけないのだ思います。