県に住む弥生と申します。今年で二十歳になりました。看護師を目指して大学で勉強しています。
今は物凄く平和で楽しい毎日です。でも、私が高校一年生のあの時は本当に思い出すだけでゾッとします。こうして書き込もうと思ったのは私の体験談を話すことで少しでも同じ被害者が減ってくれるのではないか…という気持ちが二十歳を向かえてふと思ったからです。前置きが長くなりましたが私の体験談を書きます。

私が高校一年生の夏休みに入る二日前でした。私は学校の委員会の仕事があり帰りが遅くなりました。一年生にはたくさん仕事をやらされましたから…それで時になる少し前くらいに学校を出ました。私は徒歩で通ってい ました。帰り道にある公園に差し掛かったところで三人の男…男の子といったほうが正しいのでしょうか。彼らは妹の友人達でした。妹は当日中学二年生です。男女共に友人が多かったので彼ら三人も家に何度か遊びに来たこともあり、私も何度か話したことはありました。

彼らは私に気がつくと声をかけてきました。「あ、こんばんは」といった挨拶でした。私も挨拶をして彼らを通り過ぎました。こんな時間に三人で何をしているのか疑問でした。その公園は幼児向けの遊具ばかりでこんな時間には滅多に人はいません。中学生の男の子三人がたむろする所ではありません。

そう思っていると彼ら三人が私に近づいてきて二人に腕を掴まれ、一人に口を塞がれました。

突然のことに何がなんだかわかりませんでした。無理矢理道路の死角になる公園の小さな森林のところに連れ込まれました。

時期的にまだそれほど暗くないというのに道路から死角になる場所に連れ込まれては公園の中まで入らなくては私達に気付けません。
あの時の私は本当にパニックになっていて悲鳴をあげることもできませんでした。

一人が「服を脱げ」と恐喝してきた恐怖は忘れません。

私は抵抗したと思うのですが結局他の二人にも恐喝されて脱いだんだと記憶しています。

それから最初に脱げといった男の子…まだ私より年下の人に散々体を弄ばれて犯されました。そんな様子を他の二人は笑いながら見ていた気がします。

一人が終わると二人目が、そして三人目が…と代わる代わる犯されました。

彼らは妹から私のスケジュールをさりげなく聞き出したようです。家に遊びに来た時に私を見て犯したいと思ったそうです。

私は犯されている時には悲鳴を上げていましたが近所の人には猫の喧嘩だと思われたそうです。

幸い、妊娠はしませんでしたがあれから三人のうちの一人とはしばらく肉体関係が続きました。

私を気にいったと言い、恐喝してきたのです。私も写真を取られたりしたわけではないのに従ってしまいました。その時はゴム付きでした。

年下の男の子に恐喝され、体を弄ばれる悔しさは今でも忘れません。

あいつの顔だけは他の二人よりも鮮明に脳裏に焼き付きました。私が体調が悪くても問答無用でした。犯されるのは野外だったり彼の部屋だったりしました。

私の異変に気付いた両親に追求され告白し、彼らは逮捕されました。未成年で田舎のことでしたから報道は少なかったような気がします。

ただ女子高生というブランドは売れるという理由で雑誌の取材はよく来ました。ですが両親が拒み続けすぐに来なくなりました。

まだまだいろいろありました。しばらく肉体関係が続いた男とは本当はお前も乗り気だったんじゃないのかとよく言われもしました。でもなんとか周りの支えもあり、私は大学まで通えるようになりました。でも今でも年下の男の人が怖いです。肌の露出も私の中の何かが拒み地味な服装ばかりです。
それでも私は今ではすごく楽しい毎日を過ごしています。私のような被害にあわれた方々、きっと立ち直れます。だから前を向いて、懸命に生きてください。あなたの味方はかならずいます。