私の初めては二十歳の時、不倫でした。
当時私は、寮に入って仕事をしていました。
寮にはおじさんばかりで、女が五人しかいませんでした。
ある日の寮生みんなでの飲み会………
楽しくお話をしながらお酒を飲んでいく中で、直属の上司であるMさんの隣でお酌をしていました。
話していると、中学の遠い先輩だという事で話が盛り上がりました。
当時は二十歳で、Mさんは五十歳の子供三人のパパさんでした。
記念に写真を撮ろうという事になり、Mさんがカメラを探しだしました。
カメラを車に忘れたから一緒に取りに行こうと、私を誘ってきました。
当時の私にはまだ初々しさもあって、恥ずかしくて一緒に行くことを拒んでいました。
周りのおじさんたちに囃し立てられ、結局二人でカメラを取りに行く事に………
車はみんなからは見えない所にありました。
Mさんは車のトランクからカメラを探し終えると、
『さあ行こう』
とトランクを閉め、急に私を車に押し付けてきました。
豹変したMさんが怖くなり逃げようとしましたが、私はだいぶ酔っていたので力が入りませんでした。
Mさんは酔っていたのにもかかわらずかなり力が強く、私に何も言わせない早さでキスをしてきました。
キスは初めてだったので、身体の力が抜けてしまいました。
次の瞬間、私の舌に舌をからませてきました。
私は頭の中が真っ白になって………
Mさんに、
『もしかしてキス初めてだった』
と聞かれ、恥ずかしがりながらコクリとうなずきました。
Mさんは私の手を引き、みんなのところへ………
後は二人とも何事もなかったかのように、楽しく呑んでその夜は更けていきました。
それから数日、Mさんからは何度もドライブに誘われていました。
でも私は断り続け、普通に上司と部下として日々が過ぎてゆきました。
断り続け二週間ほど経った頃、断り続けるのも悪いなと思って
『ドライブだけならいいですよ』
と言ってしまいました。
Mさんは、
『早速今夜ドライブに行こう』
といって、はりきっていました。
その夜、近くの海辺にドライブへ………
何気ない話をしながら、景色のいいところへ連れて行ってもらいました。
眺めのいいところで車を止めると、
『外に出たほうがきれいに見えるよ』
とトランクの方へ誘導され、
『この間はここでキスしちゃったね』
と話しながら、手は私の背中へ………
また私の身体は固まってしまい、Mさんの手は私のお尻へと移っていきました。はっと我に返り、
『やめてください』
の一言がいえました。
Mさんは、
『○中学のよしみでもっと仲良くなろう』
とトランクに押し付けられ、スカートをめくられてしまいました。
『奥さん大事にしてください』
と叫んだ私の声もむなしく、Mさんのモノが私のあそこに………
初めての感触だったのですが、
『処女じゃなかったんだね』
と言われ、私はショックでした。
Mさんは、
『今日の事は二人の秘密にしようね』
と言い、その日から不倫関係が始まったのです。
あまり長いのも読む人が疲れると思うので………
ではまた…
ありがとうございました<m(__)m>