一階に下りてきた沙織はまっすぐに私の隠れていたトイレのところまできた。
沙織がトイレのドアを開ける。
ドアを開けて私を見つけた沙織は、「○○…。ここにいたんだ…」とつぶやいた。
がっかりしたようなその声のトーンに、私は否応もなく気付かされてしまった。
沙織は私じゃなくて、先輩2がここにいることを期待していたのだ。
さっきまで覗いていた沙織の痴態…。
あれは本気で嫌がってなんかいなかったのだ。
冷静に考えてみれば当たり前だ。
いくら私に呼ばれたからとはいえ、レイプした相手がいるところへのこのこ来るわけがない。
二人きりになるようなシチュエーションを受け入れるわけがない。
恐らく沙織は心のどこかで望んでいたのだ、またあの日のように犯されることを。 二階のトイレで先輩3を見つけたとき、きっと沙織の心は高鳴った。
無理矢理犯されてしまう自分の姿を想像して、すでにうずいていた。
襲われて、形だけの抵抗はしたのかもしれない。
けど心の中では先輩との激しいセックスを望んでいた。
私の家で、すぐそばに私がいるのに、声を押し殺しながら先輩の欲望を受け入れていたのだ。
声を上げて私に助けを求める気なんてさらさらなかった。
ただ先輩に荒々しく突かれる快感に身を委ねていたのだ。
トイレのドアを開けて私の顔を見つめる沙織の顔は無表情だったが、さっきまで犯されていたからなのか心なしか上気して、普段の彼女より一層きれいに見えた。
「沙織…」なんて声をかけていいかわからず、彼女に近寄り手を握った。
沙織の手はしっとりと汗ばんでいた。
「○○。見つけられたから二階で待ってて。私先輩2さんを見つけてから戻るから…」私の手を握り返しながら沙織が言った。
少しだけ笑い顔を見せる。
私が知っている、いつもの沙織の表情。
さっき先輩に犯されているときとは全然違う清楚な表情…。
沙織、そんな顔をしながら君は、私を二階に追いやって先輩2と二人きりになろうとしているのか?私がいなくなった一階で、先輩2に抱かれるつもりなのか?悲しみ、憎しみ、嫉妬、後悔…。
ありとあらゆるネガティブな感情が胸の中で渦巻く。
ごちゃ混ぜになった感情が私を締め付ける。
けれど私は、そのごちゃ混ぜの感情の中にどす黒い期待があることを感じていた。
欲情が治まらない。
さっき沙織の痴態を覗いたときからずっと勃起し続けていた。
「…わかったよ。二階に行って待ってる」「うん。すぐ見つけて戻るから…」握っていた手をそっと振りほどいて沙織は言った。
トイレから出た僕を沙織はじっと見ている。
その顔はまた無表情で、私の知らない顔になっていた。
しばらく無言で見つめあう私たち。
沙織は私が二階に上がっていくのを確認するまで、トイレの前から動こうとはしなかった。
私が二階に上がっていくとき、沙織がちらっと私の股間に視線を送ったような気がした。
私はまだ勃起し続けていた。
そのことに彼女が気付いたかどうかはわからない。
ただなんとなく気まずさを感じて、沙織の視線から二階へ逃げた。
下に戻るべきかためらいながら階段を上っていくと、そこには先輩3がニヤニヤしながら待っていた。
「○○、すぐ見つかったな」話しかけてきながら、無言で私の部屋に戻るよう促す。
先輩2のサポートをしようとしているのは見え見えだった。
へらへらと下品な笑顔を浮かべながら「まいったよ。沙織ちゃんなかなか見つけてくれなくてさー」と言った。
完全になめ切ったせりふだった。
心の中で私のことをあざけり笑ってるに違いなかった。
「お前のカノジョ、いただいちゃったよ」と。
アホな彼氏をうまく騙しているつもりなのだ。
頭の中がカッと熱くなった。
そこからの記憶はない。
気付いたら私は血だらけだった。
血だらけのカッターナイフを握っていた。
いつの間にか一階にいた。
視界の隅になにか真っ赤な塊が見える。
一瞬気をとられかけたが、その塊に視線を送る気は起きなかった。
私はただ目の前だけを見ていた。
目の前に真っ赤に染まった沙織がいた。
沙織の腹に、胸に、顔に、カッターナイフを突きたてながら、私は沙織に挿入していた。
私も沙織もなぜか裸だった。
沙織の中はいつもより濡れてヌルヌルしていて、でもそれが愛液なのか、血なのか、それともすでに射精してしまっている精液なのか、私にはわからなかった。
そう言えば先輩も中出ししていたっけ…。
それを思い出し、さらに力をこめてカッターナイフを突きたてた。
柔らかくて刃が刺さるところならどこにでも突きたてた。
突きたてながらひたすらにピストンを繰り返していた。
何も考えられなかった。
ぼんやりとした意識の中で誰かの悲鳴を聞いたような気がした。
かまわずに腕を振り、腰を振り続けた。
沙織、愛しているよと呟きながら。
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