ようやく解放されて帰ってきたところです。
昨晩、私は調理師Sという名にしておきますのクルマに乗せられました。
「どこへ連れて行くんですか。教えてください」
尋ねてもSは横顔で笑うだけ。時折、無言で私の身体をまさぐりにきます。私はされるがままでした。
1時間半ほど走り、クルマが停まったのは人里離れた一軒家の前です。朽ちかけていて人が住んでいるような状態には見えないけれど、窓には明かりが灯っていました。
Sに従って室内に入ると、10畳ほどの部屋で3人の男たちが車座になって酒を飲んでいました。私に気づいた彼らは、口々に下卑た喝采を浴びせかけてきます。
「おおー、K eiちゃんご登場だ」
「Sさん、本当だったんすね」
「これからのことを想像すると夢のようですね」
その顔ぶれを見て、私は慄然としました。
1人目は、勤務先である老人ホームの施設長。60歳を少し過ぎたあたりでしょうか。給食会議の際、時折ねばついた視線が全身を這い回り、寒気を覚えてきた相手です。
続いて、ヘルパーのリーダー格の男。32-33歳だと思います。軽薄な雰囲気で、顔を合わせるたび「ねえ、飲みに行こうってば。退屈させないからさ」と誘われ、いつも無視してきました。
そして、Sと同じく厨房で働く調理補助の中年。40代後半で脂ぎった禿げ頭です。仕事中に何度かお尻を撫でられ、「いい加減しないと本社に報告しますよ」とたしなめてきた男でした。
「5万でKeiちゃんを好きにできるって聞いて半信半疑だったけど、マジとはなあ」
「俺、ずっとやりまくりたかったんすよ、この女と」
「いつもお高くとまってましたからね。今夜はとことん可愛がってやりましょう」
相手はてっきりSの昔の仕事仲間だと思い込んでいました。まさか、私自身の顔見知りばかりとは…。しかも虫唾が走るほど嫌いな男たちに、これから犯される。あまりのショックに気が遠くなりかけた私の前に、Sが仁王立ちになります。
「じゃあ始めるぞ。いつものようにな、Kei」
その股間は、すでに隆々と盛り上がっていました。
…ああ、もう駄目なんだ、私…
魅入られたように跪くと、Sのズボンとパンツを脱がせ、すっかり慣れ親しんでしまった巨大なペニスにねっとりとキスを始めます。
「ほう、いきなりですか。よく仕込まれてますね」
「あの高ビーなチーフが、おっさんのチンポしゃぶってるぜ」
「我慢できねえ。とりあえず身体さわっていいっすよね」
血走った目でにじり寄ってくる男たちに、腕組みをしたままSが答えました。
「もちろん。このメスをたっぷり堪能してくださいよ」
唇と舌で懸命の奉仕を続ける私に、6本の手がまとわりついてきます。胸、お腹、腰、お尻、太もも、そして股間。もみくちゃに翻弄される感覚でした。
「ひょ、聞いてた通り下着つけてないんだ」
「もう乳首がとがってきましたよ」
「おまんこだってほら、ぐっちょぐちょ」
「Keiが、こんな好きもんだったとはなー」
屈辱に涙がにじんでくる一方、凄まじい快感が押し寄せてきました。
…ごめんなさい。
勿体ぶるわけじゃないんですけど、身も心も消耗しきっています。続きはまた投稿させてください。