私は中でした。その日、用事があり部活に遅れてしまいました。部室
に入ると人の先輩がタバコを吸っていました。私の嫌いな先輩だったの
でやばいと思いましたが、なるべくかかわらないように遅れた理由を先輩
に話しをして着替えを始めました。すると一人の先輩が私に近づき
「タバコを吸っているの黙っていろよ」
と言われました。返事をすると
「口だけじゃあ信用できないから、今日は下着なしでやれ」
と言われアッというまに身体を押さえつけられ、ブラジャーとパンティ
を脱がされ素っ裸にさせられました。終わったら返してやると言い残し
て先輩は出て行きました。どうすることもできずその日は言われたこと
を守りました。
数日後、先輩に呼びだされました。その日は雨で部活は休みで、人
の先輩以外は誰もきません。しばらくすると、先輩が思いつめた顔つき
で入ってきました。そして
「タバコの件、チクったのお前だろ」
と因縁をつけられ、私が知らないって言うと
「うちら三人は昨日、生徒指導室に呼び出されて持ち物検査と身体検査
をされたのよ。持ち物検査だけなら許せるけど、そのあと下着一枚の姿
にさせられ遠藤にパンツの中まで調べられないといけないのよ」
ときつく言うんです。私にしてみればまったく身に覚えがないことなの
で先輩に言うと
「遠藤の仕返しはあとでするとして、こいつはどうする」
と私の話を聞いてくれません。すると
「私たちの気がおさまらないから、言うとおりにするなら傷に残ること
はしないけど、どうして欲しい」
と言うんです。私が黙っていると先輩はカッターを取り出し
「制服を切り刻んで、身体にも傷つけるよ」
と私に近寄ってきます。その恐怖に私は負けてしまいました。
数分後、私はツルツルになった自分のアソコを見ていました。自分の手
で素っ裸になったあとで、先輩に陰毛を綺麗に剃られてしまったのです。
「私達が良いというまで、伸ばすことを禁止するからね。卒業するまでは
、三人で交代してチェックするから、見せろと言われたら見せるんだよ」
と言われました。
以来、年がたつけど私は伸ばすことを許されていません。先輩たち
が卒業したあとも不定期に私を呼び出し、チェックするんです。ツルツル
でいるのは慣れました。でも、失ったものも多くて中学、高校の修学旅行
は恥ずかしいが先走り、体調を崩して休んでしまった。思い出らしいもの
がないに等しいんです。
現在、先輩たちと会うのは月に数回程度ですが、そのときは必ずエステ
に行きます。当然、私は先輩に言われたとおり振舞います。先日はタオル
の使用を制限されてほとんどの店員に私がツルツルでいることを知られた
のです。
そういえば、高の夏休みに遠藤先生と会いました。私が卒業するとき
に一緒に中学を離れたので久しぶりだったけど、先生は変わっていません
でした。でも、私と同じ運命をたどっていることを知ったのは先生の一言
「あの子たちと会うとき私は、オムツをしなければいけないのよ。あなた
は大丈夫」
と言いながら腰に手を当てていました。その意味をあらためて実感したの
は私の歳の誕生日にオムツをプレゼントされたときでした。先輩たち
が楽しそうにアルバムを見ていました。そこに映されていたのはツルツル
にされ女性器が丸見えになり、顔を赤く染めた遠藤先生でした。その写真
にまぎれて何枚か私の写真もありました。
自分自身がツルツルでいるより他人の方がイヤラシイと感じるのは何故
かわかりませんが、仮にあのとき私が先輩たちのタバコ騒動に巻き込まれ
ることがなければ、私はツルツルになったのだろうか。それとも