これは数年前のある夏の日の話です。

俺は当時付き合っていた“文(あや)”と、近所にあるドライブインに併設されていたゲーセンで遊ぶのが日課になっていた。

文は仕事が忙しく、お互いに会える時間はいつも深夜になっていた。

いつもの様にゲーセンで待ち合わせして、その日も俺と文はスロットを打って遊んでいた。

大抵その時間に客はおらず、まるで貸切状態だった。

しばらくすると、男が2人店に入ってきた。

男達は文を見るなり、舐めるようなやらしい目つきで見ていた。

それもそのはず、バストはFカップ、身長は164cm、スカートから見える白い太もも、顔は芸能人で言うなら内山◯名に似ている。

文と一緒に歩いていれば殆どの男が振り返るほど、文句なしのいい女だ。

男達はそのまま、俺らがスロットを打っている真後ろのテーブルに座った。

いつもの事だなと、あまり気にせずにスロット打ち続けていたら・・・。

文「お手洗いに行ってくるね」

そう言って店のトイレに向かった。

その時に、後ろの2人組の会話が聞こえてきた。

A「先輩!あの女、乳デカくて、うまそうっすね~!あ~マジあんな女とヤリてぇ~やべぇ俺、我慢汁でちまったっす(笑)」

B「まあな・・・それよりちょっと、腹減らね?俺、飯買ってくるわ~」

A「あ~自分も行くっす!」

そう言うと、2人組は店を出て行った。

俺は何も気にせずにしばらくスロットを打っていたが、文の帰りが遅い事に気付いた。

たとえ大きい方にしても、これはちょっと遅過ぎる。

その時、さっきのAの言葉が脳裏をよぎる。

(まさか・・・ねぇ・・・)

心配になった俺は、とりあえず文を探しに店のトイレに向かった。

ここのトイレは屋外にあり、古い造りのままなので男女兼用だった。

しかも和式便所なので、男が覗こうと思えばいつでも女の排泄する姿を下から覗く事が出来る仕組みになっていた。

店を出てトイレの方を見ると、さっきの男達が出てきた。

そして目の前に停めてあった軽トラに乗り込み、走り去って行った。

俺はトイレに入り、そして個室のドアにあった貼り紙を見て俺は驚愕した。

そこには『兄ちゃん!ごちそうさん♪彼女最高やったで!』と書いてあった。

彼女の安否が気になった俺は「おい!大丈夫か!」と叫んだ。

すると、鍵のかかった個室から「う~う~・・・」と呻き声が聞こえた。

個室のドアを開けようとしたが、鍵が掛けてあってドアは開かない。

俺はとっさに個室によじ登り、上から中を見た。

そこに文は居た!

両手を紐の様なもので、便所のパイプに拘束され、口はガムテープ塞がれていた。

俺は助けようと、一度中に入って内鍵を開けドアを開けた。

振り返って文を見ると、瞳に薄っすらと涙を浮かべていた。

服は引き千切られ、ボタンが飛び散っていた。

Fカップの乳房はむき出し、荒々しく挿入されたのか、赤く腫れあがった膣からは・・・黄色がかった液体がドロリと垂れていた。

あまりにも無残だった・・・が、普段見る事の出来ない姿に、俺は少なからず興奮した。

俺は文を助けると、号泣しながら文が抱きついてきた。

そして何が起こったかを説明してくれた。

個室で用を足して出ようとしたら、いきなり男が上から侵入しようとしてきたので、ドアを開けて逃げようとしたら、ドアの前にも1人いて、個室に押し込められたらしい。

それから男達は「大人しくしろ!声を出すと殺す!」と文を脅した後、口をガムテープで塞ぎ、文の両手をパイプに拘束し、服を引き千切った。

そして1人に乳首を舐め回され、もう1人にはパンツを引き千切られアソコを舐められた。

事に時間がかかると、俺が探しに来ると思ったのか、男は大して前戯もせず、まだ濡れてもいない文の膣に挿入してきたらしい。

2人とも文の中に大量に出した後、文の財布から免許証を取り出し、文の横に置き、携帯で撮影した。

「住所も名前も記録したから、もし警察に言ったら分かってんだろうな?」

そう言うと男達はニヤリと笑い、内鍵をかけ去って行った。

その後、俺が来たらしい。

それを聞いた俺は、店のスタッフに事情を話し警察を呼んでもらおうとしたが、文が頑なに拒否。

「仕事に支障が出るから嫌・・・」と言ってきかなかった。

俺は納得がいかなかったが泣き寝入りする事になった。

それから1年後、そのドライブインとゲーセンは潰れた。

潰れてからはあまり文と時間が合わなくなって自然消滅って感じで別れた。

何故かこの事件を皮切りに、俺の付き合あった女の殆どがレイプ事件に遭遇するようになった。

それはまた別のお話。