女子高の年生のときのことです。同じクラスの子と人で学校をさぼって
コンサートに行きました。
途中、公園の芝生でお昼を食べようということになったのですが、若い婦人
警官が人駆け寄ってきて、私たちは補導されてしまったのです。親をだま
すために、制服を着て出かけたので、さぼりを見抜かれたのだと思います。
交番に連れて行かれて学生証や持ち物を調べられ、それからパトカーに乗せ
られて署の少年課に行きました。小さな部屋に入れられて分近く待たさ
れた後、代くらいの婦人警官と、私たちを補導した若い婦人警官人が
入ってきて、身体検査をされました。
私も友達も、黒いゴムバンドを渡され、髪を後ろできつく束ねるように言わ
れました。その後、制服を全部脱いで全裸にさされました。
すっぱだかで両手を頭の後ろで組まされ、足を大きく開かされました。そし
て口を大きく開けてベロを出さされました。
それから、スクワットや反復横とびを延々とさせられたり、「安田大サーカ
ス」のように両手をバンザイさされて両足を交互に高く上げながら前後に行
ったり来たりさされたり、ガニマタにさされてあそこを下から覗かれたりさ
れました。最後に足を大きく開いたまま上体をかがめ、両手を床に突いて、
お尻を高く突き出さされました。そしてお尻の穴に指を突っ込まれてかきま
わすようにされました。
私も友達も泣きながら検査を受けました。私たちとほとんど年の違わない若
い婦警さんから、おっぱいやお尻の形、乳輪の大きさ、あそこの毛の濃さな
どの体の特徴や、うんこの匂いのことまで大きな声で指摘され、からかわれ
ながら身体検査を受けたのです。
コンサートに行く途中、平和運動のデモ行進があって、私と友達はそのデモ
のすぐ近くを並行して歩いていたので、デモの一員と誤解されて補導された
のだと思います。それと、友達がすごく反抗的な態度をとったので身体検査
をされたのだと思います。
その後、友達とはなんとなく疎遠になってしまいました。もう何年も前
のことで、今ではこのようなことは行われていないと思いますが、私にとっ
ては一生忘れられない、恥ずかしく、つらく、くやしい思い出です。