小の時母が再婚した。
母はスナックをやっており、男はその常連客だったらしい
何度か会ったことがあるのだが、いつもヤクザ風の格好をしたちょっと怖そうな人で
私はあまり好きになれなかった
一緒に暮らしてからわかったのだが、酔うと母や私にすぐに暴力を振るう人だった
ある日学校から帰ると、父が母の上に乗って腰を振っていた
母は「○美・・」と言ったきり両手で顔を覆っていた
父は「性教育だ、○美、近くで見ろ」とニヤニヤしながら私に言った
深夜、母が仕事から戻ると、「他の男に抱かれてきたのか」などと大声を出して
「○美が起きるからやめて」と嫌がる母に無理やり関係を迫っていた
母が殴られる音を聞きながら、私は布団にくるまり震えていた
父はそのうち仕事を辞めたらしく、毎日家にいて、昼から酒を飲んでは大きな声を出していた
小になり胸が膨らんでくると、「○美、お前胸が大きくなってきたなぁ」
などといやらしいことを酔ってとろんとした目で言うようになってきた
ある日母が店に出た後、父と二人で夕食を取っていると、
「○美、お前生理はもう来たのか」と、ニヤニヤしながら聞いてきた
父はいつも以上に酔っており、私は嫌だったので黙っていると、
「お前、親を無視するのか」と、いきなり平手が飛んできた
びっくりして声が出なかった
父は私に馬乗りになり、「ガキのくせに軽蔑したような目で見やがって」
記憶が定かではないが、そのようなことを言いながら私のシャツをまくりあげ、胸を乱暴にさわった
その後回殴られ、服を全部脱がされた
父は自分のものを私の股間にあて、入れようとしていたが入らず、その日はそこまでだった
母に言ったら二人とも殺してやると父は私を脅かし、
私も父はやりかねない人だと思い、黙って従うしかなかった
その後は母が店に出ると私を呼び、服を脱がせ、私が嫌がると殴り、
何度かするとついに父は力ずくで私の中に入ってきた
痛みと不快感だけだった 早く終わって欲しいとだけ思っていた
母が店に出るたび、いつ父に呼ばれるのかびくびくしながら毎日過ごしていた
ある日父は私に口でしてみろと、自分のものを私の口にあててきた
私は何度も殴られ、ついに父のものを口に入れた
父は私の頭を押さえつけ、腰を振り、口の中に出した
ぬるっとした生暖かい感触のあまりの気持ち悪さに吐いてしまった
私は自分がひどく汚れてしまったように思った
同級生の女の子のように無邪気にはしゃげなくなった
毎日が地獄だった
母に相談したかったが、怖くて出来なかった
父は避妊をしてくれなかったが、中で私に生理が来ると外に出すようになった
中の時生理が来なかった
妊娠したかもしれないと父に言うと、父は私の腹を何度も蹴ってきた
私がうずくまると今度は足で蹴ってきた
父は台所から菜箸を持ってきて、「これでつつけば大丈夫だ」と私の下着を脱がそうとした
あまりの恐怖に私は家を飛び出し近所の親戚の家に助けを求め、結局それがきっかけで母が知るところとなった
私は手術を受け、その後すぐに母は父と別れてくれた
しかし母とはその後うまくいかず、私は中学を卒業すると全寮制の高校に進むことになった
それ以来私は母とほとんど会っていない
今でも電車などで酒臭い息の匂いをかぐと、
私の上で声を出しながら腰を振っていた父の息の酒臭さがよみがえり
大声で叫びたくなる