「ふぉんはぁ……あぁっひあぁっ、あっあっあはぁぁぁっっ!!」
エリカの肉壁を抉るように突き上げる。

その度に、彼女は艶めいた声を上げ、身体を反り返らせる。
グチュグチュと淫猥な音を響かせながら、結合部からは愛液が掻き出されている。
「ほら、もっと締めつけてみろよ……」
「んあぁ……あぁ……ひぃっ、あぁぁっっ!!」
ピストン運動を繰り返しながら、佐藤は空いた指をエリカのケツの穴にあてがう。
ゆっくりと指でその周辺を撫でる。
「ふぁっ! はぁぁっ! あぁ……あぁぁっ!」
ケツの穴を撫でられた事で、エリカは ビクンと身体を反応させる。

それに伴い、膣口の締め付けが肉棒に襲いかかる。
えも言われぬ感触が肉棒を包んでいく。
「そうだ……気持ちいいぞ……」
締め付けが強くなった股間を、激しく責めたてる。
肉棒を思い切り突き立てると、先端に彼女の子宮口が当たる。
「あぁぁっ! あっあっあぁぁぁっ! ひぃ、はぁっ!!」
「あぁ……もぅ……イキそうだ……」
思った以上に、エリカの膣内は心地よい。

生温かい感触、ゆっくりと絡み、搾り取っていくような肉襞の感触がたまらない。
溢れ出す愛液が肉棒を伝って、佐藤の下半身を濡らす。
愛液の質も、徐々にサラサラとしたものへと変わってきている。
どうやら、エリカも感じているようだ。
「はぁっ! あん……あっあはぁぁぁっ! んっんっんーーっ!!」
子宮口に肉棒が突き刺さる度に、エリカは大きな声で喘いでいる。

徐々に、彼女の中でも、快楽の波が押し寄せてきているのだろう。
抵抗していた頃の面影はなくなり、エリカの表情は快楽に歪んでいるように見える。
「イクッ……ほらっ、もっと締めつけてくれよぉ……」
腰の回転が次第に激しくなり、肌と肌がぶつかる乾いた音が室内に響いている。
それに加えて、結合部からもれる愛液が弾ける淫猥な音も響き渡る。

佐藤自身の汗の匂いとエリカの発する女の匂いが鼻腔をくすぐり、それが佐藤の肉棒をさらに大きくさせる。
腰を突き上げた瞬間、エリカの肉壁がきつく肉棒を締め上げる。
肉棒の先端から頭の先まで衝き抜けるような感覚が佐藤を包み込み、一気に射精感を高めていく。

「うっ……!」
「ふぁぁぁっ! あぁはぁぁぁぁあぁぁぁっっ!!」
次の瞬間、佐藤はエリカの膣内に、精液を解き放った。
膣内にドクドクとそれが流れ込んでいく。
はぁ……はぁ……んっ……はぁ……」
呼吸を整えながら、ゆっくりと肉棒を膣口から引き抜く。
引き抜かれた肉棒には、エリカの愛液が余すところなく絡みついている。

「あぁ……ぁ、はぁ……うぅ……あぁぁ……」
息も絶え絶えに、エリカはテーブルの上でぐったりとしている。
どうやら、エリカも同時に果てたようで、まだ余韻に浸っているようだ。
彼女の呼吸と共に、膣口から練乳が零れ落ちるかのように、精液がゆっくりと垂れ落ちている。

「良い格好だなぁ……」
「うぅ……ひぃ……あぁ……うぅ……うぅぅっ」
テーブルの上で横たわるエリカの姿を見て、佐藤に笑いが込み上がる。
顔をにやつかせながら、持参したカメラでエリカの恥態を収める。
カシャ。カシャ……。
「ふぁ……っ、あぁ……」
「くくっ……ほら、いい感じで撮れてるぜぇ……」
衣服が乱れ、あられもない姿になったエリカ。
その姿は、フィルムに確かに焼き付いた。
これでこの計画も終了ということになるだろう。

「生意気なお前も、こうなっちゃあ大人しいもんだなぁ……」
ふと部屋の隅に目をやると、いつの間にか、エリカの口から吐き出されていたショーツが転がっている。
そのショーツは、彼女の唾液で濡れているようであった。
あまりにきつく噛み締めていたせいか、端の方に血のようなものが確認できた。
「うぅ……うぅぅ……うっうっ……」
「まぁ、恨むなら、自分のその生意気な性格を恨みな……」
エリカを見下ろすように、佐藤は告げる。

横たわる彼女の瞳からは、ずっと涙が流れている。
「こんな……っ、あんたなんか……地獄に……うっ……落ちれば……」
「……これに懲りたら、これからは自分の行いを改めるんだな……」
「うぅ……うっ……ゆ、ゆるさ……ないからっ……!」
先ほどまでよがり狂っていた女の言葉とは思えないほど、気丈にエリカは振る舞っている。

エリカの瞳には憎しみの炎が宿り、涙ながらに佐藤を睨みつけている。
「はぁ……物わかりの悪い女だ……」
彼女の姿を見て、溜め息しか出てこない。
これ以上、ここでやり取りをしていても、時間の無駄だろう。
さっさと出て行く方がいい。
「い、いつか……うっ……絶対に、アンタを……」
「勝手にしろ……お前と話すだけ時間の無駄だからな……」
ずっと佐藤を睨みつけるエリカに背を向け、佐藤は部屋から去ろうとする。
が、少し、態度が過ぎる……。
少しは脅しておいた方がいいかもしれない……。

「一つ、言っておくが……今回の事、誰にも言わない方がお前の身のためだぜ……実際、
俺はお前の事なんかなんとも思っていない。これが、どういうことか、わかるよな?」
「そ……そんな事っ!」
「ま、お前自身がどうなってもいいのなら、好きにしてくれて結構だけどな……」
ガチャ。
そう言い残して、佐藤は部屋を後にした。
室内から、エリカの泣き崩れるような声が聞こえてくる。
だが、佐藤は気にする事もなく、そのままその場を後にするのであった。

トゥルルルル?トゥルルルル?。
小さくコール音が受話部分から聞こえてくる。
(さぁ、出ろ……)
この計画が吉と出るか凶と出るか……。
全てはこの電話にかかっている。
息を呑み、彼女が出るのを待つ。
カチャ。
「はい? 沢尻ですけど……どちら様?」
彼女が電話に出る。
ここからだ……。
ここからが腕の見せ所だ……。

「もしもし? スターダストプロの佐藤ですが……」
普段と声色を変え、彼女に話し始める。
スターダストプロとは、彼女の所属するプロダクションである。
その名前は個人情報に記載してあった。
「はぁ……、どうしたんですか?」
少し怪訝な声で、彼女は答える。
普通なら、マネージャーの方から連絡があるはず。
事務所から直接電話がかかってくるのは、めったにない事であろう。

「すいません、今、お時間よろしいですか?」
「えぇ、いいですけど……」
彼女に餌を撒いてみる。
偽りのオーディションではあるが……引っかかってくるか……。
「マネージャーの方から通達がありまして……
新しい仕事のオーディションがあるんですが……」
「えっ!? 新しい仕事ですか?」
瞬時に、彼女の声色が明るいものへと変わる。
どうやら、餌にかかったようだ。
単純な奴だ……。

「えぇ、映画の主演を募集しているのですが、事務所の方から、私が沢尻さんの担当にな
りまして……報告させて頂いた次第です」
「そうなんですか。 いつ、オーディションがあるんですか?」
電話の向こうで、彼女は妙に明るい声で話しかけてくる。
「えっとですね……急で申し訳ありませんが、明日の午後10時からなんです……
お時間のご都合、大丈夫でしょうか?」
「大丈夫ですよ?。10時ですね。わかりました♪」
単純さも、ここまで来ると感心する……。
まぁ、だからこそ、騙し易いのではあるが……。

「監督さんの意向で、場所は◯◯ロイヤルホテルになります。わかりますか?」
「はい。大丈夫ですよ?♪」
「諸々の手続き等は、こちらの方でやっておきますので」
「助かります?。あぁ、楽しみだなぁ」
電話の向こうで、エリカは期待に胸を膨らませている。
その期待が、絶望に変わる事も知らずに……。

「それでは、遅れないよう、よろしくお願いしますね」
「はい♪ こちらこそ、よろしくおねがいしま?す」
ピッ。
喜んで電話に答えるエリカの声を最後に、佐藤は電話を切り、携帯を胸のポケットにし
まった。
「ククク……ははははっ」
彼女とのやり取りを終え、笑いが込み上げてくる。

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