10年以上前の話ですが、高校の時に仲のいい男子のA君がいました。
A君が私に多少の好意を持っている事はなんとなくわかっていましたが、当時私にはバイト先で知り合った大学生の彼氏がいたので付き合う事はできなかったけど、結構いっしょに遊んだりしていました。
友達として接していたので、何もやましい事はないと思っていたのです。
ある日の土曜日?、A君に誘われて学校帰りにCDを借りにA君の家へ行ってしまったのが間違いでした。
A君の家には誰もいなく、鍵を開けて部屋に案内されました。
少し話をしてからCDを借りて帰ろうとした時でした。
突然後ろから抱きしめられて「好きだ」」と言われたのです。 A君は私に彼氏がいる事はもちろん知っていました。
「もうしたの?」と聞かれ、「ご想像におまかせします」とはぐらかしたやり取りも何度かしていました。
なのでこんな展開は予想していなく、私は少しパニクってしまい「待って」とか「だめ、だめ」とか上手く声が出ず、身体もすくんでしまったのです。
本気で暴れれば逃げられたかもしれませんが、それはできませんでした。
その場で押し倒され、唇が迫ってきたので横を向いて逃げたら、頬や首すじに何度もキスをされました。
ジタバタもがいていたらスカートがめくれてしまい、直す事もできません。
もちろんA君の事は嫌いではなかったのですが、この時はすごく怖かったです。
脚の間に膝を入れられ、身動きもできなかったので半ばあきらめ、「お願いだから最後まではしないで」と言いました。
レイプされるよりましだと思ったのです。
A君は承諾したのか、少し落ち着いたようでした。
ブラウスの上から胸を触られたりしましたが、私も観念してされるがままでした。
でもキスをされそうになった時だけは顔をそむけて逃げました。
これだけはだめな気がしたからです。
ブラウスのボタンを外され、ブラをずらされて胸をあらわにされました。
もちろん処女ではありませんでしたが、彼氏以外の、しかも同級生の男子に見られるのは非常に恥ずかしくて手で顔を隠して耐えました。
乳首を触られ、口に含まれ、舌で舐められたりしましたが、なにも考えないようにしました。
そして下着の上から脚の付け根を撫でられて・・・私はただただ終わるのを待ちました。
その手もついに下着の中へ入ってきて、脚を閉じて侵入を拒みましたが、少しずつ奥へ奥へと進み、ぬるりとした箇所へ届いてしまったのです。
驚いて一瞬「ひっ」と声が出てしまい、恥ずかしくてすぐに口を押えました。
手が届いてしまったらもう完全にあきらめてしまいました。
抵抗しない身体を音が出るほどぬるぬると触られ、指を入れられて動かされたり、思い出したように胸を撫でられたり。
ただ終わるのを待ちました。
・・・いったい終わりっていつなのでしょう?その時は全く考えていませんでした。
時計の音、息づかい、心臓の音、恥ずかしい音・・・それらがどんどん私の思考を奪っていきました。
指の動きがかなり早くなり、私は目を覆ってのけぞるような体制になった時、とうとう唇まで奪われてしまいました。
よだれまみれになるほどキスをされ、もう気力さえも失われました。
下着を脱がされる時も、おそらく自分で腰をあげたと思います。
まだ明るい時間なのに両脚を開かれ、全てを見られても抵抗はしませんでした。
なにかがまた身体に入ってくる感触・・・。
うっすらと目を開けたときに動いているA君を見て、それが何だか気付きました。
私は「だめ、だめ」とA君の腕をつかみましたが、それ以上の抵抗はせずにとうとうA君に身体を任せてしまいました。
A君はすぐに果ててしまいタオルかなにかに出していましたが、これで終わらずに私の乱れたブラウスとスカートを脱がしました。
私もよろよろとそれに従い、脱ぎ終わったと同時に何度もキスをされ、身体中を手や舌で愛撫されて2度目の挿入・・・。
私は口先だけ「だめだめ」と言ってもされるがままで、A君にしがみついて受け入れました。
乱暴に出し入れされているのに首筋を舐められたとたん「くうう」と声がでてしまい、それからは覚えていないほど夢中になっていました。
もう彼氏の事など完全に忘れていました。
ようやく解放されたあと、私は着替えてCDを置いて帰りました。
A君がなにか言いかけたけど、自分自身に対する罪悪感もあり、逃げるようにその場を去りました。
自宅についてすぐにシャワーを浴びましたが、驚いたことに身体から少量の精液が出てきました。
彼氏にだって出された事がなかったのでぞっとしましたが、これでよく妊娠しなかったと思います。
A君とはもうそれっきりになってしまいました。
自分も悪かったんですけれど。
今だから言えますが、これが全く面識のない相手なら鬱病になっていたと思います。
普段から仲の良かった男子だから、レイプごっこ?のような感覚で身体を預けてしまったような・・・。
相手がA君だったからこそ、これ以上乱暴な事はされないという安心がどこかにありました。
実際、少し恥ずかしいのですが、A君は決して上手ではないのにこれが一番印象に残った経験でした。
こんなことはもう二度と起こらないでしょうけど。