姉は旅行が決まってからずっと楽しそうだった。

俺の部屋に来て旅行のパンフとか見ながら鼻歌歌ってる。

姉「水着も買わなくちゃwトオルちゃん見立ててねw」

俺「姉ちゃんの水着なんかどうでも良いよ・・・」

姉「ぶー・・・結構ナイスバディなのにな・・・」

俺「興味ありませんね」

姉「トオルちゃんが見立ててくれないなら凄いの買っちゃうぞ!こーんなハイレグの奴買ってやる!」

俺「好きにしなよ、恥ずかしいのは姉ちゃんだけだし」

姉「ねーー一緒に買いに行こうよぉ」

腕を取ってまとわり付いてくる姉に、「もー、姉ちゃんいい年なんだからガキ臭いことすんなよなぁ」とは言ったものの、変な水着を着て一緒に歩かれるのはなんか嫌だったし、どのみち色々買わないといけないので、一緒に買い物に行く事に。

姉はデートみたいに喜んでウキウキしてた。

終始鼻歌が止まらない。

しかも何度も同じ曲をエンドレスする。

俺「姉ちゃん浮かれすぎだろ、危ないぞ」

姉「だって久しぶりなんだもんw」

グアムは最高だった。

天気も良くてホテルも凄い良い所。

ただ、夫婦用の部屋なのでベッドがダブルのが一つ・・・。

俺「まあ、俺はそこのでっかいソファーで寝るし」

ベッドを見ながら言う。

姉「えー別にいいよ、一緒でもw」

俺「俺は嫌なの!」

姉「ふん!こんな美人と寝ないなんてトオルちゃんはバカだね!」

俺「どこの世界に姉ちゃんと喜んで添い寝する弟がいるんだよ・・・、もういいから遊びに行こうぜ」

しかし海は綺麗だが、連れが姉というのがどうも・・・。

現地の子とか外人さんとか多いけど、姉連れてては無理。

姉は姉でビキニ着て胸を押し付けるようにして歩き回る。

俺「姉ちゃん、そんなくっ付くと歩き難いよ」

姉「だって恥ずかしいんだもん・・・」

俺「なんで恥ずかしがり屋なのにそんなの選んだんだよ」

姉「だってぇ・・・」

結局ビーチでは姉がくっ付いて離れないので一緒に遊ぶしかなく、そうなると大した事は出来なくて正直微妙。

買い物行くのも言葉がわかるのは英語得意な姉だけなので、結局ほとんど姉と一緒にいるしかなかった。

その間にも何回も姉はナンパされた。

現地人の兄ちゃんとか旅行で来てた日本人とか、そういう時はすぐ俺の所に逃げてきて俺の腕を取る。

と、「なんだ男つきか」とか言われて去っていく。

まあ、あんな事がなければ自慢の姉だけに、変な男が側に寄るのは気に食わないけど、明らかに姉が俺を彼氏みたいにしてるのはちょっと違和感がある。

最終日はホテルの生バンド付きディナー。

ロマンチックな雰囲気だが、目の前のドレスアップした人は彼女ではなく姉。

しかもこの日のためになのかわざわざ用意したドレス。

姉「楽しかったね」

俺「まあね」

姉「じゃあ乾杯!」

ワイングラスで乾杯。

料理も美味くて俺も姉もビールやらワインやら進んでいく。

姉はここぞとばかりに仕事の愚痴とか色々話し出す。

自分も来年は就職なので興味があるので聞く。

姉「ねぇ、彼女はその後どうなの?」

俺「ん、ああ、実は別れちゃったよ」

一瞬迷ったけど正直に話した。

姉「えっ、いつ?」

俺「もう結構経つよ」

姉「全然知らなかった」

俺「言ってないもん」

姉「ふーん・・・どうして?」

俺「うん、あっちに好きな人出来たからってさ」

姉「そっか・・・勿体無いなぁ。トオルちゃん以上の男なんてそんなにいないのにね」

俺「まあ、それは人それぞれでしょ、俺はもう気にしてないし。それより姉ちゃんはいい加減いい人いないわけ?」

姉「うーん・・・色々声を掛けてくる人はいるんだけどね・・・。やっぱり男の人ってなんか裏切られそうで怖いから・・・。仕事も面白いし・・・、それにこういうのって親が心配するからって結婚しても仕方ないじゃない?」

俺「まあね・・・自分のことだしな」

姉「うん・・・、もう・・・ずっと一人でも良いかなぁってw」

俺「ま、焦らなくてもいいでしょ。そのうち見つかるって」

姉「だといいけど・・・。どうしても比べちゃうから・・・」

俺「・・・」

その後もしばらく飲んで、2人で部屋に帰る頃にはすっかり姉は酔いが回ってフラフラしていた。

俺「もう、姉ちゃん弱いくせになんでそんなに飲むんだよ」

姉「弱くないよぉ、でもちょっと飲みすぎちゃったかな」

俺「ほらしっかり立つ!」

姉「ベッドまで運んでよw」

俺「姉ちゃん酒飲むとタチ悪いよな」

仕方なくお姫様抱っこで運ぶ・・・。

俺も甘いと思うけど、何となく断れないっていうか。

胸元が開いたドレスでちょっとドキドキしてしまった。

姉「甘えられる人がいる時だけだよ・・・w」

俺「彼氏に甘えろよ・・・」

姉「彼氏なんかいらない」

姉をダブルベッドに下ろす。

姉「最後の日くらい一緒に寝ちゃいなさいよ」

その日までソファーで寝てた。

俺「姉ちゃん・・・俺達はダメなんだよ」

姉「・・・」

そう言うと姉ちゃんは無言で布団を被ってしまった。

(やれやれ・・)

内心そう思って自分もソファーに移動して横になる。

どれだけ時間が経ったのだろうか。

ゴソゴソしててなんか股間が暖かい。

(ヤバい!漏らした?!)

そう思って目を開ける。

そこにはドレスのままで俺の股間に腰を下ろしてる姉。

俺「姉ちゃん!!何やってんだ!!」

姉「ごめんね・・・お姉ちゃん、もう我慢できない・・・」

俺「何言ってんだ!!くっ・・・」

引き離そうと思ったけど、覚醒と同時に股間に凄い快感が走る。

姉弟だからなのかわからないけど異様に気持ちがいい・・・。

姉が名器なのか、相性が良いのか、あるいはその両方なのか?

とにかく今までに経験したことがないくらい気持ちがいいのだ。

姉は既に挿入してから随分長いこと腰を振ってたらしく、「ごめんね・・・ごめんね!!あああっ」と声を上げたかと思うとビクビクと震えてもたれかかってきた。

姉はイッたようだが俺の方はまだだった。

俺「姉ちゃん・・・こんな事・・・なんで・・・」

姉「好きなの・・・我慢できない・・他の人じゃ嫌なの・・・」

そういう間も姉の膣はギュウギュウっと動いてくる。

姉「もう、トオルちゃんが他の人好きでもいいの・・・、お姉ちゃんずっとひとりでもいいの・・・抱いて欲しいの・・・私、トオルちゃんに愛して欲しいの・・・」

もうやけくそだった。

何より気持ちよすぎて、このままでは収まりが付かないと思った。

ガンガン一心不乱に腰を振り、姉を下から突き上げた。

姉はもう半狂乱。

一回イッた後も、後ろから横からと、ゴム付けるのも忘れてやりまくった。

姉「ごめんなさい・・もう許して・・・おかしくなる・・・」

俺「何言ってんだ!姉ちゃんが悪いんだぞ!!」

姉「ああうう気持ち・・・よ、良すぎる・・・あああ好き!好き!!大好きなの!!」

姉がこっちに向き直ってキスしてくる。

夢中で舌を絡める。

俺の唾液を吸い取るように吸い付いてくる。

姉がこんなにエロいとは思いもよらなかったし、自分もこんなに我を忘れてHをした事はなかった。

結局そのまま3回4回とやってしまった。

朝になってすごい後悔したけど、もう姉はすっかりその気になってた。

結局姉に求められるままに朝からまたやってしまう。

俺もあの快感に完全にはまってしまった。

今後どうなるのか全く考えてない・・・。

でもお互いの体がどうしても求めてしまう・・・。

未だに姉を、『女性として好きか?』と言われるとわからないが、姉とのSEXには完全にはまってる・・・。

姉の体を見るだけでムラムラしてしまうようになった。

逆に姉は精神的に落ち着いてきてて、俺とSEXで繋がってる事で安心するみたい。

俺に彼女が出来てもいいとまで言う。

「貴方の幸せまで縛らないから」とか言ってる。

姉はたぶん、予想もつかないくらいに彼氏の裏切りで傷付いていたのかもしれない。

それに対して俺がやった何気ない事が何かのスイッチを入れたのか?

今日も両親の帰りは遅い。

帰らなきゃいいのに俺も定時に家に帰る・・・。

そして姉がドアをノックして、今日も俺は姉を抱いてしまう。

終わり。