その女性に連れられてきたのは見たことのない豪華なお風呂場でした。洗い場
が私の部屋以上に広く湯船はまるい埋め込みでした。その女性は自分から全裸
になると私を中に誘いました。
男の人だったら絶対に抵抗をしたのですが、自分と才しか違わない子で
したので私は逆らいませんでした。髪の毛と体を洗われ、咽せてしまいそうに
きつい香りのコロンを付けられました。
お風呂場から出ると服が用意されていました。すべてが白だったので私はじめ
薄い生地のバスローブだと思ったのですが、それを手にしたとき血の気が引き
ました。
小さなショーツとテニスウェアらしきものとソックスでした。なぜこんな服が
用意されているのかはまったくわからず、私が着るものとは思えませんでし
た。女性は自分の服を着ると私にはそのウェアを着るように言いました。私
は、断りました。なぜこんな服を着なくてはいけないのと強く言いました。
彼女は、新しいウェアのコマーシャルだから。と答えました。つじつまは合っ
ているように思いましたが、やっぱり変です。それくらいはわかりました。私
は、自分の服を出すように言いました。
彼女は、困ったかをしてワザとだと思いますもし、逆らえばあなたは永久
に帰れないかもしれないと脅しました。私は、彼女はなぜか怖いと思いません
でしたが、私をさらった人組を思い出し、急に怖くなりました。私は彼女
に、ホントにこれを着てモデルをすれば今日返してもらえるのと聞くと彼女

私が保証すると言いました。もう私には選択の余地がないと思い、素直に従い
ました。
ただ、テニスウェア自体も丈が短くあまりにもショーツが小さくて水泳のア
ンダーショーツ
恥ずかしかったのでアンスコを下さいというと、首を横に振られました。
結局、言うとおりに着せられると私はそのまま、渡り廊下を通り大きな部屋に
連れ出されました。
そこには、男の人が人から人くらいいました。入ったとたん私は悲鳴
をあげてしまいました。男の人の顔が焼けただれたお化けのようだったからで
す。よく見ると、仮装で使う透明の外人お面でした。
でも、その人達がすごく気持ち悪く、自分が着させられている服や、クラスで
そういう誘いを受けた子の話を聞いていたせいもあって、ロリコンの写真会だ
と察しがつきました。その時の私は、なぜかその男の人達がすごくバカに見え
て怖い感じがしませんでした。私のような子供を物欲しそうにするなんて自分
に自信のない証拠です。恥ずかしい人達軽蔑すべき人達に思えました。そうい
うことなら、写真を撮らせて早く帰ろうと思えるくらいその人達が自分より劣
る情けない人に見えました。
でも、その空威張りもすぐ消えました。男の人達の後ろにベッドと競泳用パン
ツを履いた屈強な男性が見えたからです。腕を組んで私をにらみつけるその人
はとにかく大柄でプロレスラーにしか見えませんでした。人相も最悪でした。
私はもう何も考えたくありませんでした。ただ、もう帰りたい、変な夢が終わ
って欲しいと願いました。私を連れてきた女性を盾に逃げ出せないかというず
るい考えも浮かびました。
私よりも色気があったのは当然ですし、私は子供だからお豆扱いをして欲しい
と思いました。
でも、すぐにその期待はうち消されました。「ほーほーおーおー」といううめ
き声のような気持ちの悪い声を出しながら手前にいる・人が私の両手両足
を持ち抱え上げ、私はベットに運ばれてしまったからです。まったく抵抗のし
ようがありませんでした。
私は何度もベッドから逃げ出そうとしましたが、周囲をお面の男子に囲まれそ
のたびにベッドに押し戻されました。レスラーの男は私の真正面から腕を組ん
で私をにらみつけました。私は、目をそらしてとにかく何度も逃げだそうとし
ました。泣きわめき悲鳴とも絶叫ともとれない生まれて一度も出したことのな
い奇声をあげていたと思います。でも回もっとそれ以上に突き返され、私
は体力を失っていきました。